認定補聴器技能士の資格者が、 カウンセリング、聴こえの検査、補聴器試聴、機種選択、耳型採取、
補聴器フィッティング、アフターケアまで責任を持って対応させて頂きます。
最近ではデジタル補聴器がメインになってきております。アナログ補聴器とは違い周波数ごとにきめ
細やかな音質調整が可能でございます。また、雑音抑制装置などが装備されており、不快な音、強大音
などを自動で抑制することができます。
最新機種ではワイヤレス通信により、リモコンで補聴器のプログラムや音量を調整できたり
テレビの音が直接ワイヤレスで補聴器に伝わるといった機種も登場してきております。
各補聴器を店頭で御試聴いただくことができますので、快適な『聴こえ』をご体感くださいませ。
お客様の『聴ける』『聴きたい』をサポートできますことを心よりお待ちしております。
高齢者難聴にみられる症状
高齢者難聴の具体的な症状
ー 高い音が聴きづらくなる ー
高い音の聴こえが悪くなってくる
例えば、ピピッという電子音が聴こえなかったり
小さな弱い音が聴こえなくなる。
ー 言葉が聴き取りにくくなる ー
言葉の聴き間違えが多くなってくる
例えば、さとう(佐藤)さん → かとう(加藤)さん
ひろい(広い) → しろい(白い)
わらう(笑う) → あらう(洗う)
といったように、聴力が低下していきますと
子音(サ行・タ行)の聴き分けが難しくなってきて、
聴き間違えが多くなってきます。
図1を見ますと、有声・無声子音の周波数帯が
約1500Hz〜6000Hz(比較的高い音) になっております
さらに図2を見ますと、この周波数帯の聴こえの
具合が年齢と共に衰えてくることにより、
電子音・サ行・タ行・会話や言葉の語尾が聴きづらく、
聴き間違えが多くなってしまいます
高齢者難聴の補聴器の有効性
ー 補聴器の役割 ー
図2の年齢別の折れ線を見て頂きますと、年齢と共に
高音の聴こえ方が徐々に下がってるのがお分かり
頂けると思います。
では、低音のほうは・・と言いますと
それほど下がっていない・・・
補聴器はこの下がってる部分(高音)だけを折れ線より
上にくるよう周波数ごとに調整し、子音部分をより
聞こえるように、サポートする機器でございます
これが集音器ですと、聴力が下がってもいない低音
部分まで増幅してしまいますので、うるさくて付けてられなくなってしまいます。
ー 補聴器の装用と調整 ー
もちろん、補聴器は調整次第で、低音の増幅を大きくしたりもすることもできます。
補聴器はお客様の耳の聞こえ、生活サイクル、仕事環境、家庭環境によって繰り返し調整を
重ねることで少しずつ慣れていき、本当に自分に合ったものになっていきます。
当然、今まで聴こえていなかったいろいろな音が聞こえてくるので、
最初は違和感を覚えますが、だんだんと慣れていきます。
できるだけ補聴器を装用して頂き、補聴器を通して、音・言葉・会話を聴いて頂き
1日1時間でも結構ですので『聴こえのトレーニング』をして頂くことが
補聴器を使いこなすようになる1番の近道でございます。
補聴器の種類
ー 補聴器の機種選択 ー
お客様の聴力、生活パターン、お仕事、などによって補聴器の機種をご提案させて頂きます。
機種選択の主な要素としては『聴力型』(低音が聞きづらい・高音が聞きづらいなど)でございますが、
目立たない補聴器が欲しい・操作が簡単な補聴器が欲しい・メガネを掛けてるので耳あな型が欲しい等
様々なお客様のご要望がございます。
また、最近では耳あなをまったく塞ぐことなくフィッティングできる『オープンフィッティング』ができる補聴器も増えてまいりました。
『オープンフィッティング』は、耳を塞がないことにより
自声が響かない・補聴器を通さない生の音や声が聴こえる・こもり感のない自然な聴こえ等
様々な利点がございます(ただし、高度・重度難聴、聴力型によっては適さない場合がございます)
お客様の聴力・ご要望等、ご相談させていただきながら機種を決定させて頂きます。
以下に店舗で取り扱ってる代表的な補聴器の種類を挙げておりますので、ご覧くださいませ。
ー 耳あな型補聴器 ー
耳あな型
ITC補聴器(左)
CIC補聴器(右)
軽度〜高度難聴 対応機種
写真右のCIC補聴器は軽度から中等度難聴に対応しております。
写真左のITC補聴器は主に
高度まで対応した補聴器になっております。
CIC補聴器挿入写真
耳の奥のほうまで入るので、
目立ちません。(耳あなの
形状によっては、奥まで入らない場合がございます)
ただし、ボリューム調整器が付かないので、ご自身でリモコンでの調整になってきます。
(リモコン別売り)
ITC補聴器挿入写真
主に高度難聴までの対応なので、形状が大きくなってきます。
ボリューム調整器が付けられるのでご自身で音量の微調整が可能でございます。
ー RIC補聴器(レシーバー・イン・カナル) 極小耳掛け型 ー
ワイデックス
PA モデル
軽度・中等度難聴 対応機種
レシーバー(音の出口)を
耳あなに納めるタイプなので耳掛け式でもより小さく目立たない補聴器になります。
オープンフィッティングが
可能でございます。
ワイデックス
FS(フュージョン)
モデル
軽度〜高度難聴 対応機種
左のPAシリーズよりも
適合範囲が広く(高度難聴まで対応可)、一回り大きい
電池(PR41)を使用しているので電池寿命が長持ちします。
1円玉と比較
(PAモデル)
1円玉と比較しても、かなり小さく出来ておりますので、耳の後ろに隠れて全然目立たなく装用できます。
豊富なカラーバリエーション
(写真はPAモデル)
リモコンで、プログラム変更やボリューム調整
また、テレビにつないで、ワイヤレス通信により
直接テレビの音声が補聴器から聴こえてくるといった機種も取り揃えてございます。
ー 耳掛け型補聴器 ー
耳掛け型各種
軽度〜重度難聴 対応機種
種類が豊富で、広範囲の
聴力レベルに対応可能。
操作のしやすさも特徴です。
イヤモールド(耳型)
耳掛け補聴器の場合、
・装用時落脱防止、
・ハウリング
(ピーピー音漏れ)防止
・音質調整
からイヤモールド(耳型)と
セットでご使用いただくことをおすすめしております。
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